北九州旅行記~其の弐~の続きです。

モジ男の言葉に甘えて助手席で眠りこける僕。
ふと気づいたときには車は坂道を登っていました。
目指しているのは皿倉山(さらくらやま)中腹。
そこからケーブルカーで山頂に登ることが出来て、北九州の街や関門海峡を一望できるのだそうです。
僕はもちろんですが、モジ男もそこに行くのは初めてなのだとか。

僕はちょっと三半規管が弱くて常時フラつき気味。
険しい山道など「ここ落ちたら死ぬだろうな」というところにいくと本当に落ちてしまう恐れがあります。
なので「本格的な山道は無理だ」と事前に伝えてあったため、ケーブルカーで登れるところを選んでくれました。感謝。
まあそれでなくても我々アラフォーだしな。ジム通いしてるわけでもないしな。

引き続き、ケーブルカーの駅まで車でクネクネ登っていきます。
埋立地の真っ平らなところでしか暮らしたことの無い僕は、このダイナミックな地形で既にわっくわく!

いよいよ駐車場に到着。
ここからは階段を登ってケーブルカーの駅を目指します。
階段には手摺りがあるので安心です。。。って手摺りが冷え冷えです。
寒い気がするのは寝起きのせいかと思っていましたが、平地に比べてだいぶ気温が低いようです。

ケーブルカー駅では山頂の気温が表示されていました。
なんと3度。
「なんと」と書きましたが、本当はあまり実感がわいていません。どのくらい寒いんだろうなー。

程なく山頂方面から降りてきたケーブルカーに乗り込みます。
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ぐおー車内が寒い!冷気が手袋を、コートを貫通してきます。

モジ男は、よりによって今日手袋を忘れてきてしまったそうです。
ここで僕は、以前買ってなぜかそのままバッグの中に入れっぱなしになっている、このタイミングにして出来すぎたアイテムの存在を思い出しました。
「俺様がすばらしいアイテムを提供しようではないか」と宣言しバッグから取り出します。
「ホーカーホーカーもーのーがーたーりーミーニー」
ホカホカ

ありがとうあの日の僕。
ほらモジ男も使えよホカホカ物語。(骨川口調)

よく冷えているケーブルカーに揺られ登ります。走り出せば一気にわくわく回復。しかも貸切です。
車窓にはキ◯タマキュー的なパノラマが広がります。
ここで何かの拍子にケーブルカーがドンガラガッシャーンってなったら一貫の終わりだろうなー・・・なんて必ず考えてしまうのは高所恐怖症ゆえの思考回路なのでしょうか。
子供の頃はケーブルカーって純粋に楽しい乗り物だった気がしますが、今はちょっとヒュンヒュンします。
キン◯マが。

ケーブルカーが駅に着きました。

ここから更にスロープカーというモノレールのような乗り物に乗り換えて山頂に向かいます。
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……って雪だ!
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だいぶ雪が残ってます。こんな寒いのかここは。

山頂に着きました!
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こんな見晴らしのところには何年も来てなかったので大はしゃぎです。

寒ーーーい!
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怖ーーーい!
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山だらけ!


一通りはしゃいだので山頂の建物の中にある喫茶店でコーヒーを頂きます。
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ここでモジ男が北九州の歴史などを語ってくれました。
引っ越してきてまだ7年だというのに自分が住んでいる場所の歴史をきちんと把握しているモジ男。
僕とは違います。素晴らしい。

コーヒーを飲み終わってまた周辺を探索していると、だんだん日が暮れてきました。
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某ファイナルファンタジー的な夕景。
カオスを超えて終末が近づきそうです。
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もうすぐエンディングな気分で山を下ります。

次の目的地は和布刈神社。
九州最北端の神社です。
和布刈で「めかり」と読みます。
刈が「かり」でしょうか。
じゃあ和布が「め」という事に。
そいつは無茶だぜわっふーー

ここでモジ男君がミスって高速にのってしまったために、本当は渡る必要がない関門橋を渡る事に。
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僕としては渡ってみたかったので結果オーライ。しかし関門トンネルを使うよりだいぶ高い高速代金を無駄に払うことになってしまったモジ男。
フフ。いい景色だぜモジ男。。。

神社に着きました。
薄暗くなり始めて、神社には僕らしかいません。
不思議な雰囲気です。

関門橋の根元から。
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旧暦元旦未明には三人の神職(老人)がこの海に続く階段を降りて海に入りワカメを刈るという「和布刈神事」(めかりしんじ)という儀式を毎年行うそうです。
日にち的にもうすぐです。逃げちゃDMD。
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ああそうかワカメって「和布」って書くか。
ワカメカリ神社じゃないのはなぜだい。わっふー

本日の観光のシメはモジ男お勧めの鍋屋さんで夕飯。
モツ鍋です。
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鍋の〆にチャンポン麺を投入したりしてたらふく食いました。
実に美味しゅうございました。

ホテルに帰ってから、寝るにはまだ数時間あったので、ホテル内にあるバーに行ってみることに。

薄暗いです。
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素晴らしくシャレオツなイキフン。
そしてメニューが見づらい。
大事なのはシャレオツかどうか。

柑橘系の味わいの「門司港の夕日」

ハイボールにコーヒーパウダーがかかって香ばしい「レトロハイボール」

レーズンバターをおつまみにいただきました。
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今日はモジ男に色々な所に連れて行ってもらいました。
考えてみれば、友達と朝から晩まで遊ぶのは何年ぶりかわからないくらい久しぶりでした。
そして旅行自体が久しぶりでもあります。

何かが潤っていくのを感じた1日でした。
自分の心の中がいかにスッカスカでカッサカサだったのか。
来て良かった。ありがとう。

いい時間になってきたので本日はそろそろ部屋に戻って寝ることにします。
これ結局帰るまでメルティーキス食べないんじゃないかな。
あれかさばるんだよね。内容量の割に。

最終日の記録はまた後日。
おやすみなさい。